コミケレポ

もう半月ほど経ってしまった夏コミのレポートを、なんと今更書いてしまおうという暴挙を開始。


今回の夏コミは事前準備がほとんどできない中、友人にバスの手配から宿泊地の手配まで済ませてもらうという寄生虫のような醜態を晒しながらの参加となった。友人ほんとありがとう。
で、前日に都内某所のホテルに宿泊しビックサイトへ直行するバスに乗車。午前5時前に会場に到着した。その後は西館の列に並ぶというマヌケをやらかしつつ、5時ごろには東館への列に並ぶことに。このゆりかもめの始発が到着していない時点で駐車場の1割が列で埋まっている事態に言い様のない不安を感じた。ビッグサイトへ向かうバスの車内で聞いた話によると、この時すでに数千人もの参加者が集結していたという話だったが、いざ自身の目でその光景を見るとあまりの現実感の無さに言葉を失う。
当日は晴天でこそあったが、若干風があるおかげで待機列の中は比較的快適に過ごしていた。用意した暑さ対策のジェルが功を奏したのも大きい。塩飴のあまりのしょっぱさに顔を歪めつつ、同行した友人と談笑しながら列移動の開始を待つ。が、待てど暮らせど列が動かない。9時も半ばを過ぎたあたりでようやく動きはじめたものの、その動きは牛歩もびっくりなほどのゆっくりさ。結局、ゆりかもめ始発到着前に並んだにも関わらず待機列の中で開場時刻を迎えるという事態となった。後日耳にした話によれば午前6時半の時点で駐車場が閉鎖されたという。みんな本気出しすぎ。
そんなこんなで開場から遅れること約20分、いざ入場するも、入場と同時に男幕に圧殺される。どうやらあまりの参加者数の多さに入り口スペースのキャパシティが耐えられなかった様子。東1ホールへ入場した勢いそのままに反対側の屋外列スペースまで押し出される形になった。これに関してはそのまま神主列に並ぶつもりだったので問題はなかったが、どの列がどこのサークルのものかわからない。最後尾札が見当たらず、スタッフに聞いても要領を得ない。仕方なく、列に並んでいる参加者にどこのサークルの列かを聞きながら神主列の最後尾へ並ぶことになった。
神主列の凄惨さは幻想板の当該スレなどを見るとわかるように、列が崩壊していた。昨年の地霊殿のときはかなりスムーズな列捌きがされていたことで、参加者側にも運営側にも油断があったのかもしれない。反省すべき点はきちんと反省し、次回以降に生かすべきだろう。
正午も半ばを回り、いよいよもって残部数が気になり始めたころにようやく神主さまが見えてきた。そして無事に星蓮船神主さまから頂く。昨年の地霊殿も神主さま直々に手渡していただけたナァと思い、感激にふける。
その後は男幕でごったがえすホール内を駆けずり回り、目当てのサークルさまのもとへ。結果としてはいくつかすでに完売されているところがあったくらいであり、大成功といえる成果だった。色付配置図でお世話になっている久樹氏にも挨拶できたので非常に満足。参加者との交流も醍醐味のひとつだと改めて感じた。