徹底的に掃除ですな

我が家は築10年を迎えたにも関わらず、購入した当時のキレイさを今だ残している。所々くたびれてきている箇所もあるが、気にしなければ気づかないほどだ。茶色くて足みたいなのがいっぱいある悪魔ならば見かけることがあったが、その不気味な容姿と、驚くべき生命力がウリの悪魔は今まで確認することはなかったと言えば、どれだけ清潔さをキープしていたかは推し量れるだろう。だがついに、そんな我が家にも、Gの魔の手(つーか足)が伸びてきてしまったのだ。
勉強中、ふとトイレに行こうと立ち上がろうとしてスリッパを履いたその瞬間。視界になんとかなりのスピードでカサカサ動き回ってるゴキブリさんがご登場。
一瞬思考が停止する。目の前の現実を脳が認識する。ゴキが足元にいることを認識する。
この受け入れがたい事実を完全に知覚すると、それはそれは素早く脊椎反射で飛び上がりつつその場から離脱。と、同時に援軍(母)を要請。中途半端な攻撃は、かえって逆効果だ。その道に長けた者に助けを請うのがよいだろう。狙い通り、援軍はゴキを一撃の下に粉砕し、我が家に再び平安が訪れた。しかし、奴の厄介さの根本は、その繁殖能力にある。これで安心するのはまだ早いと言えよう。